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dogachi☆

〜ヤラセなしのガチンコひとり世界一周の旅〜
メヒコ入国!!

スペイン語で「メキシコ」は「メヒコ」。

「日本」は「ハポン」。

ありがとうが「グラシアス。」

あと、ロスで教えてもらった

「トイレどこですか?」

「ビールください」

・・・これしかしらん。

どうなることやら。メキシコ・・・。

メキシコシティ行きのフライトが朝6時発の為、前の夜から空港待機。

横になれそうなイスが満席のためフードコートの机にうつぶせる。

この態勢で寝るのは学生いらいかも・・・笑。

30分おきくらいに目が覚めて、寝てるような寝てないようなしんどさ。

朝五時、チェックインして飛行機に乗りこんでサービスに気づかないくらい爆睡する。

3時間でダラスに到着。飛行機乗り換えてまた三時間。

・・・メキシコ到着!!フライト時間は短いものの、空港で前泊、トランジット待ちとトータル15時間!!長かったぁ。

腰が痛いわ。

飛行機から降りるなりムっとする空気で半袖になる。

いや〜あったかいわぁって思わずニヤリ。

さて。

カバンを受け取ったものの、お目当ての宿までどういくか・・・。

☆地下鉄(乗り換え三回、2ペソ=約22円)

☆安心確実ドアtoドアのタクシー150ペソ=約1650円

私    「すいませーん、地下鉄の駅どこですかぁ?(英語)」←やっぱり?

スタッフ 「?」

私    「・・・??地下鉄。どこ?(英語)」

スタッフ 「・・・?Metoro?cなvhb具アeie×◎wエkpfrpamaru  ○△■・・・・」

スペイン語だ・・・まったくわからん!!

空港でぐらい英語が使えるかと思ったが、甘かった。

この後道行く人に地図見せながら駅&道をさまようことになるが、かなり気持ちのいい確率で確実にスペイン語が返ってくる。

「意味わかんない。」って手を振っても、全くお構いなしにべらべらとスペイン語が続く。

こうなると人間どうなるか・・・原点に返って日本語(関西弁)が出てくるんですねぇ。

「え?あっち?わからん。まっすぐ?」

それに対しても完璧なスペイン語。

・・・もう笑うしかない。

ジェスチャーに、あいまいな理解を重ね、地下鉄の構内を重い荷物もって

上がったり下がったり。まわりにいる人が全員怪しくみえてくる。

地下鉄の構内はひときわ暑い。じんわり汗をにじませながら奮闘すること二時間半。

要約お目当ての宿“ペンション アミーゴ”についた。

はぁ、腰が痛い。

ドミトリー三人部屋。1泊60ペソ=約660円。朝食つき。

町の中心地(ソカロ)から少し離れたところにある便利な日本人宿。

建物の真ん中が気持ちのいい吹き抜けになっていてその周りが部屋になっている。

晩ごはん作る気も起きないので、屋台でタコスを食べることにした。

本によればおいしい店は人だかりで一目でわかる・・・と。なるほど。

道に沿って、いろんな食べ物の屋台やお店が並ぶ。

車の排気ガスのにおいや、この屋台の雰囲気はタイのバンコクとそっくり。

五分ほど歩くと早速人だかりのあるタコス屋発見!!

入れ替わり立ち代り、人が来てタコスをオーダーしている。

ちっさいイスはあるもののみんな立ちっぱなし。

初めてのメキシコの夜にふさわしいわ☆

手のひらサイズの小さめタコス、四つで10ペソ(=約110円)

「四つちょうだい!」手で四本指を見せる。

「Si.(はいよ。)」

豚肉か牛肉か選べたので、豚肉にした。

くつくつ煮込んでる玉ねぎと牛肉の汁にトルティーヤをさっとひたして

鉄板でジュワーっと焼き上げる。

そこに焼いて刻んだ豚肉、みじんにした生の玉ねぎ、トマト、パクチーをかけて

ライムと煮込んだ玉ねぎもつけてくれた。

横にいたテイクアウトを待ってるおじさんが私に見せるために一個頼んで

「コレかけてこうやって食べるんだよ。・・・うーん、うまい!!(みたいなことをたぶん言ってる)」

って見せてくれた。笑。

チリソースは二種類、アボガドベースとトマトベースの好きなほうを選んでかける。

「・・・おいしい!!おいしいわ!!」

店の人もうれしそうな私に大満足のご様子。

最高のディナーだった。

| Mexico | 09:30 | comments(5) | trackbacks(0) | |
ルチャリブレ。

おいしいものではありません。

プロレスです。笑。

メキシコのプロレスは悪玉と善玉がはっきり別れてて、

最後に必ず善玉が勝つという決まりになっている。

生活に苦しんでいる庶民のうさばらしとして始まったものらしい。

日本ではテレビででもプロレスをみたことなんてなかったけど

安い席は40ペソ(=約450円)くらいであって

「金曜と日曜では金曜のほうが絶対おもしろい!!三試合目くらいからが

おもしろいから今からでも間に合うよ。」

っていわれたら、もういくしかない!!

ちなみにメキシコに着いたその日が金曜だった。笑。

同じ部屋になった、はつみちゃんと地下鉄に乗って20分弱。

「ルチャリブレ!?」の一言で道聞いて、いろんな人に指で方向指してもらいながら

会場「アレナ・メヒコ」に到着!!

会場前にはプロレスのマスクやらTシャツやらフィギュアの露店が所狭しと並んでる。

「おおぉおぉぉ〜!!!」

と、とどろくような歓声が外にまで聞こえて

中に入らなくてもすごい盛り上がりようが伝わってくる。

「失業率の増大によって、入場者が減り興行的には少し厳しい・・・」

って本には書いてあったけど。

そんなの関係ねー!!

歓声にテンションもあがってきて、下から二番目にいい席にした。55ペソ(=600円)

入り口でボディチェックをされて、

「カメラハァ、ダメデス。」

初日本語に感動しながらも残念なことに、カメラの電池だけ預けないといけなかった。

っち。写真撮りたかったのにヽ(`Д´)ノ!!

会場内がお見せできないのが残念!!

会場の中はステージを中心に席が大きく三段階に分かれていて

思っていた以上に広かった。全体的に暗くてステージ付近のみライトアップされている。

私たちは二階の席。フェンスがあるものの、ステージは充分に見えるし、

大きなスクリーンにも試合状況が映し出されていた。

三回の席はまばらなものの、その他はほぼ満席!!

サポーター(?)の人たちが奏でるヘンなテンポのリズムとともに

すごい歓声が起こっている。

試合は全部で5試合。私がついたときは三試合目のちょうど入場のシーンだった。

水着に近い格好のむっちり&ボイン美女が派手な入場に花を添えている。

悪玉の入場には「超」のつく大ブーイング!!

ワルそうな演出にどっちが悪でどっちがヒーローかすぐにわかる。

派手な空中戦から、お笑いじみた演出から、観客のボルテージは

上がり続ける。悪役といえど華麗なアクロバットを決めたりすると

やんや、やんやの大歓声!!

「すごい!!オモシロすぎる!!!」

ナミダが出るくらい笑えた夜だった。

みんなマスクかぶって応援してた。

| Mexico | 09:57 | comments(2) | trackbacks(0) | |
太陽と月。

メキシコには、遺跡がたくさんある。

その中でもラテンアメリカ最大規模といわれる“テオティワカン”がメキシコシティから北に50キロのところにあるというので行ってみることにした。
『日曜は無料です』(地球の歩き方より)

・・・!!?
マジで!?またしても!?

NYに引き続き幾度となく味わってきた『タダ』。
これが、“喜び”も“感動”もさらに輪をかけて“すんごい喜び”&“すんごい感動”になることを私は知っている。いひひ。行くしかない。
日曜で、しかも無料とあらばたくさんの人が訪れるのは予想できる。


朝6時半。まだ薄暗い中、必死に睡魔と戦いながらムリヤリ起床。


15分で身支度をすませて、外に出た。


宿から歩いて5分のところに地下鉄の駅はある。



駅の前について、「あり?」
シャッターが閉まってる。


駅の前には、シャッターが開くのを待っている人がすでに数名。


後から聞いたけど、メキシコは日曜、祝日と
地下鉄が7時からしか開かないらしい。
駅前の屋台でジュースやさんがあった。


タコスの屋台もあったけど、朝の7時前にタコスはちょっと・・・。



どうやら果物を指定すれば、搾ってくれるみたい。


前ですでに飲んでたおじさんが「うまいよ。」ってな具合にコップを上げて


私にウィンクする。どうやらオレンジのような柑橘系。


「いくら?」って聞いたら5ペソ(=約55円)だったので飲んでみることにした。


びっくりするくらい甘かった。
今まで訪れたいくつかのアジアの国でも何回も甘すぎるジュースは飲んできたけど・・・ここもそうか。


飲んでる間に、後ろのタコス屋のお兄ちゃんたちに呼ばれる。


朝から陽気だなぁ。


「時間ナイ。」のジェスチャーで振り切って向かいのコンビニに行く。


ドーナツを買って地下鉄に戻るとシャッターはすでに開いていた。


地下鉄で乗り換え二回。最終駅の“インディオス・ヴェルデス”で降りてそこからバス(31ペソ=約495円)で約一時間。


やさしいメキシコ人たちに助けてもらいながらテオティワの町に着いた。

ほんとにサボテンが生えてるのね・・・。改めて感動。笑。

ゲートをくぐるなり、「チケット!!」って呼び止められる。

ふっふっふ。だまされるまい。本にはタダって書いてある。

「メキシコ人はタダ。外国人は払いなさい。(英語)」

そうか。ボル気がある人は、英語がはなせるのか。

「わかってるよ。ほんとはタダでしょ。知ってるんだから。」

この問答、約五回。

そしたら、ふいっと男の人はあきらめた。

ふっふっふ。あきらめたな。ボラれて当たり前のメキシコで

まだ珍しくボラれてないんだ。記録更新☆

お土産やさんを通り抜け、建物をくぐると

すぐ目の前にいきなり遺跡は広がっていた。

「おおおおぉぉ〜。」思わず声が出た。

遠くに小さくではあるけど、“太陽のピラミッド”と“月のピラミッド”が見える。

もう少し、こう前置きがあってもいいんだけどな。

なんて勝手なことを思いながらピラミッドに続くまっすぐな道を歩き始めた。

このテオティワは紀元前2世紀頃に建造されたメキシコ最大の宗教都市国家。

独自の高度な文明を生み出して、350年から650年の間に繁栄の頂点に達したが8世紀ごろ、謎の滅亡とともに消えてしまったらしい。

時間は九時を過ぎてたけど、団体客はまだ来ていないらしいく

びっくりするくらい人がいない。

早起きは45ペソ(入場料)の得♪

さっそく手前にある“太陽のピラミッド”へ登ってみる。

近づくとそれは想像以上に大きかった。

高さ65m、世界で3番目(微妙。)に大きいだけはある。

傾斜も想像以上。

はぁはぁ、息が切れて顔を上げたらまだ半分くらいしか登れていなかった。

最後まで一気に登って、振り返ると広い遺跡と砂漠が広がっていた!!

テオティワの村も見える。

風がじんわり汗をかいた体をすぅ〜っと通り抜けていく。

すでに先に登ったメキシコ人たちは思い思いに上でくつろいでいる。

後で聞いた話だけど白い服で行くとピラミッドの上で“パワー”を

吸収できるらしい。・・・ピラミッドぱわー?

しばし涼んでから、少し奥にある月のピラミッドへ向かう。

途中、道の際に壁画なんかも残されていた。

↑月のピラミッド

遺跡の中には、観光客に混ざって物売りがたくさんいる。

オカリナみたいな笛から、アクセサリーから、ヘンな弓みたいなおもちゃから

遺跡の人形をかたどったバッチのようなものまで。

歩きながら声をかけてくる。

そんな子供だましのような弓のおもちゃや、大きいダイヤをかたどったような

置物なんか誰が買うんだ?

って思ってたら、大人が真剣に弓で遊んでいたり、

ダイヤ(たぶんガラス)の説明を神妙な面持ちで物売りから説明を聞いている。

しかもほとんどがメキシコ人。笑。

月のピラミッドの近くにある“ジャガーの宮殿”↓

帰る頃にはピラミッドの上は超満員の観光客。

観光バスや、車もひっきりなしに入場していくところだった。

早起きしてよかった。

たっぷり遺跡を満喫し、オトク感で胸いっぱいになりつつ

テオティワカンを後にした。



宿についてから。


「今日はどこいってきたの?」

て、聞かれて


「テオティワカンを見てきました。朝早くいったし、すごくすいてて

ラッキーでした!!日曜で入場料もタダだったし。」


って言ったら


「あれ?この前から外国人は入場料いるはずなんだけど・・・。」



「・・・え!?」


・・・ホントウだったのか。



チャンチャン?

| Mexico | 07:24 | comments(6) | trackbacks(0) | |
学生証。

学生証があれば何かとこれから役立つだろうということで、一緒の宿になった世界一周ハネムーンカップルにお邪魔して一緒に地下鉄で発行してくれるカウンターまで行くことにした。

メキシコの学生証は50ペソ(=約550円)

国際学生証は85ペソ(=約935円)

これがあれば、けっこういろんなところで、割引が利用できる。

乗り物、美術館、遺跡などなど。

でも、もちろんワタクシ。とっくに学生ではありません。

だから同じ宿のコに借りることにした。

「どう?」

「似てる。似てんじゃない?」

まぁ、こんなもんです。

結構いい加減で、大丈夫らしい。

しかも運よく日本語だし、向こうには読めない読めない。(o´艸`)

そのカップルも旅の途中で作った偽学生証。けっこうあたりまえらしいです。

私は写真もなかったので地下鉄の駅でインスタントBOXでとれるというのでついでだしそこでとることに。日本でもよくおいてあるアレですね。30ペソ(=330円)か・・・。なかなか良い値段。でもふと見たら入り口にあるはずのカーテンがない。

「・・・。大丈夫ですかね?コレ。」

写真のサイズが4種類ほどあるって外に書いてあったのに中を見渡してもサイズを選びそうなボタンもない。

とりあえずコインを三枚いれて、ちょっとついてた寝癖をなおそうとしたら三枚目入れるやいなや、パシャッ!!

え!?もう?写真のサイズが4種類ほどあるって外に書いてあったのに・・・。

次がしばらく光らないので、もしかして今ので終わり!!?って思って

「もう光っちゃったんですけど。笑。」

って外に向かってカップルに言ったら、その瞬間、パシャッ!!

「え!?また!?」

・・・結局私がオタオタしてるうちに6回光った。

外でカップルは大爆笑。

で、でてきたのがコレ。

まともなのが二枚しかない。しかも一番下の黒い帯はなんだ。

30ペソもあれば、トルティーヤ6枚分は食べられるのに(´Å`)

気を取り直して、地下鉄でハンブルゴ通りを目指す。発行してくれる事務所は駅から歩いて五分くらいのところ。

英語の話せる女のヒト。一安心。

3秒ずつ程みんなの偽学生証に目を通して返してくれた。

必要事項を書類に記入すればいいらしい。

ご親切に日本語で書いた説明書きも渡してくれた。

「生まれるの日は、どこに記入するの?」

「あ、生まれるの日はここじゃない?」

メキシコの学生証の写真はわざとヘンなのにしたら、女の人は作ってる間中下向いて笑ってた。

そして3分後・・・。(はやっ!!)

ちょっと写真がいがんでたり、シールがはみ出たりしてるのはご愛嬌。

偽装ついでに誕生日は1981年→1983年。

学校は京大にしておいた。Ψ(`∀´)Ψケケケ

| Mexico | 16:32 | comments(5) | trackbacks(0) | |
Gregory colbert(グレゴリー・コルベール)

写真を見て、泣いたのは初めてかもしれない。

メキシコシティの中心、ソカロで今行われている写真展がある。「なんかの写真展ですごい混雑で・・・。」うわさには聞いていたけど、興味はなかった。

偶然、今日いまさらながら初めてソカロをとおった時、目にした一枚の写真。

『・・・コレ見たことある!!』

日本の雑誌か何かの片隅で見た縦3センチ、横5センチくらいの小さく載っていた一枚の写真。向かい合う少年と象。2007年で東京で行われた彼のエキシビジョンの広告だった。すいこまれるようにしばらく眺めていたのを思い出した。

入場無料のせいもあってか、金曜なのに本当にものすごい人の量。人のことは言えないけどみんな、こんな真昼間から仕事もしないで何やってんだろう・・・。っていうくらい混雑している。

でもコレだけは見逃せないと思い、列に並んだ。


すべての写真が縦、横と、ゆうに三メートルを超えるくらい大きい。

照明、音楽、演出・・・すべての彼の世界に没頭したあっという間の二時間だった。
周りは隙間がないくらいの人だかり。
でも写真を眺めてる間だけは耳には何も入ってこなかった。

象と水浴びをしている少女の写真を見て。
眺めている間に涙が出ていた。


みなさんもいつか機会があればぜひ。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

無断で写真を載せることができないので、左の<リンク>にサイトを載せました。
よかったら見てください。

| Mexico | 13:03 | comments(6) | trackbacks(0) | |
落ちたことがあったときは・・・。
田舎へゴー、ゴーゴー!!!Ψ(`∀´)Ψ

ってなわけで。

ペンションアミーゴで一緒になったナオくん、リエさんと三人でメキシコの南、チアパス州にあるサンクリストバス・デ・ラスカサスという町に移動することにした。夜7時30分発のバスに乗って13時間(300ペソ=約3300円)。



寝られるかな〜って心配は何のその。バスの中では完全爆睡。目が覚めた時には町まであと少しだった。ちょっと手を伸ばせば雲に手が届きそうなくらい空が近い。それでもバスはドンドン山道を登って気づいたときには低い雲は私の下にあった。






宿、カサカサ。一泊45ペソ(=約445円)








屋上に登ると、こんな景色が広がっていた。





田舎サイコーーー!!!!
って思わず叫びそうになって恥ずかしいのでやめた。

メキシコシティに比べて空気が澄んでいる。
ほのぼのした空気が癒される。


ちょっと休憩してから三人でバスに乗ってサンクリから北西へ20分ほど離れた
サンファンチャムラへ。(乗り合いバス8ペソ=約88円)
8人乗りくらいの小さなバスの中に、両腕が隣の人と重なって動けないくらいキュウキュウ詰め。しかも、誰かの荷物が干物くさい!!でも誰かが窓を開けると心地良い風のおかげですぐにまた爆睡。笑。

先住民族が市を開いていて、野菜から、小物からいろいろなものを買うことができる。
時間を忘れるくらいとてもゆったりした町。
















正面の教会は中は撮影ができなかったけど、
先住民族の宗教とキリスト教の混ざり合った今までに見たことのない雰囲気。
床一面には松葉が敷き詰められていて、歩くたびに松葉の良い香りがする。
軽く1000個を超えるキャンドルが幻想的だった。

せっかくここまできたから、もうひとつの町、シナカンタまでタクシーで行くことにした。1人13ペソ(=約113円)20分ほど走っただけなのにずいぶんと印象が変わったのは、民族衣装が変わったからかもしれない。男性も女性もとてもきれいな蒼の花の刺繍が入った衣装をまとっている。









ここは織物がとても盛んな村で、いたるところできれいな刺繍の入った布が売られている。近くのお土産やさんで、手織りしているところを見せてくれた。









| Mexico | 12:02 | comments(8) | trackbacks(0) | |
グアテマラ!!
メキシコの南の端、サンクリストバルからバスで約6時間半。グアテマラのシェラという町を目指す。ふつうのバスで自力で行くと国境越えがめんどくさいということで、ちょっと奮発してシャトルバス280ペソ(=約3000円)。

これがまた便利だった!!ナミダながらにグアテマラへたどり着いてそっからまた見知らぬ町をうろうろして宿を探した人の話しとは対象的に、このシャトルバスはメキシコの宿からグアテマラの宿までドアtoドア!!Ψ(`∀´)Ψ

国境でお金をとられるだの、メキシコに再入国するときに必要な紙を返してもらえないだの、いろんなウワサはなんのその。怖いくらいスムーズな国境越えでした。








バスの中ではいつもながら超のつく爆睡。

ここはもうグアテマラ・・・とおもってバスの中から周りを見てもメキシコと町に大きな差はない。でも民族衣装をまとった人たちの生地が圧倒的にメキシコよりカラフルっ!!これはマーケットが楽しみだわ。

余力の有り余る私たちはとりあえず荷物を置いて近くのメルカド(定期市)へ。
メキシコでは見たことがないような果物や野菜も並んでいる。

















近くのメルカドでもこんなに楽しいなら明日ちょっと離れた村まで行けばもっと色彩豊かなはず!!いやでも期待は膨らむばかりでその日は早めに寝た。

| Guatemala | 22:49 | comments(0) | trackbacks(0) | |
癒し。
宿から歩いて10分のところにある一軒のお店。




中に入ると、番号の書かれたドアが並ぶ。その前で順番を待つ、たくさんの家族連れ。








これは日本でもおなじみの・・・『カラオケ』ではございません、『お風呂やさん』なのです!!

旅に出て、何が1番つらいかとたずねられたら私は真っ先にお風呂がないことをあげる。いやなことがあったとき、悲しいことがあったとき、体が疲れているとき、どんなときでも私はお風呂に入ってそのまま布団へもぐりこんで死んだように眠る。コレが私の最大といってもいい癒しだった。

・・・なのに海外で一般的なのはシャワー。チョビッと長めにシャワーを浴びたところで体が芯から温まるはずもないっ!!!シェラにきた最大の目的は実はコレだったんですねぇ(o´艸`)

サンクリから一緒のうたちゃんと一緒にさっそく向かう。

各部屋が個室のお風呂になっていて、一時間で25Q(=約375円)。

ついたのは夕方の四時過ぎだったのにすでに家族連れでにぎわっていた。一組が出るごとに、掃除係りの人がお風呂を洗ってくれる。番号を呼ばれると、ぞろぞろとみんなで一緒に中に入っていく。お父さんもお母さんも赤ちゃんも・・・。なんともほほえましい。

ガテマラもメキシコと同じく朝夜はまだ冷える。今日も夕方から冷え始めていた。順番待ちをしている間に体がどんどん冷えてくる。あまりに何回も掃除のおっちゃんの顔を私が見るもんだから、「アト、チョット」のジェスチャーを3回ほど見せてくれた。笑。

とうとう私の番がきた!ドアを開けるなりムワッとした蒸気でむせかえる。小さな窓がひとつ。お風呂は一人だとゆっくり寝そべることができるくらいのスペースはある。




さっそく蛇口をひねってお湯をためる。そこでふとした違和感。
あー、靴も服も風呂場の中で脱ぐのは初めてだったワ。服を脱ぎ終わる頃にはもう半分以上もお湯がたまっていた。

そっから一時間。日ごろシャワーではできない半身浴をしたり、トリートメントを頭につけたままゆっくりお湯につかったりしながら、私の最高の癒しにひと時は終わった。外はまだ家族連れでにぎわっていた。


さいこー。
| Guatemala | 12:34 | comments(3) | trackbacks(0) | |
ナワラマーケット
チキンバスと呼ばれる庶民が愛用するバスに乗り込んで1時間半くらい先のナワラマーケットへ。







このチキンバス、実は以前アメリカでスクールバスとして使われていたお古。たまにあの黄色のまんまで走っていることもある。なんでチキンバスって言われているかというと、生きたままの鶏を方脇に挟んで乗る人もいたかその名前がらついたそう。

まぁ、それだけ庶民に慣れ親しんだバスってことですね。
このバスの面白いところはバス停だろうと信号だろうと止まっている間バスの中は常に物売りの商売する場となる。15円くらいのアイスから、薬から、歯磨きから、果物からなんでも売りに来る。これがまたおもしろい。





写真にあるチョコを配ってるお姉さんは次々に客にチョコを配っていく。うたちゃんと、

「アレ、ただちゃう!?絶対そうやって。ほら日本でもあるやん?ニューヨークでもメキシコでもたまにあったし・・・。」

とかいってるうちに、買う気がない人からチョコレートはきれいに回収された。
なんでやねん(*゚д゚) 、ペッ

おもしろいもうひとつの点は時に驚異的(いや、殺戮的?)に人を詰め込む。
二人用の席に三人から四人が座る。子供がいるときは重ねる重ねる。笑。

このすし詰め状態で一時間以上乗るとそれだけでヘロヘロに・・・・。


ナワラはシェラ以上にほのぼのとした町だった。そしてカラフルさもそれ以上!!
レインボー柄の生地は荷物をくるんだり、赤ちゃんの抱っこように。女性のウィピルはスカートが紺にカラフルな色の刺繍。上はレースやらビーズがたっぷりのボリューミーなブラウス。




















このおじいちゃんはソロラという村の人。

派手な色合いのジャケットの下に派手な色を重ねる。
下は茶色と黒のチェック。この人のウィピルなんかまだおとなしいほう。
どピンクがベースの人もいたぐらい。

いや〜こんなにカラフルだと見ているだけでも楽しくなってくる。
| Guatemala | 23:33 | comments(0) | trackbacks(0) | |
癒し。(其の2)
グアテマラには活火山がいくつもある。そのおかげでシェラから車で20分ほど離れたところにフェンテス・へオロヒナスという露天風呂があるというので早起きして朝一番の8時発のツアーバスに乗り込んだ。往復30Q(=約450円)

山道をひたすら登っていった先にゲートがある。





お風呂の入場料20Q(=約300円)混浴なので水着着用。
朝早く来たかいもあってか人が少ない。ゲートから歩いて5分。すぐにお風呂が見えてきた。





「うわぁ〜。すごい!!」

思わず声が出るくらい山の中に現われた露天風呂は想像以上に広くて、お湯も透き通っていた。寒い中震えながら急いで服を脱いでいざ風呂へ!!!


「ほへぇ〜。」と声にならないため息が出る。





大小あわせて三つのお風呂。一番大きいところが源泉になっていて、下に行くほどお湯はぬるくなる。雨が降った後なんかは熱くて入れないこともあるらしい。少し前は溶岩がせき止められてか全くの水だったこともあったそうだ。

今日はラッキーなことに熱すぎず、ぬるすぎず、最高のお湯加減だった。

上を見上げるとまるで山に包まれたような気にさえなってくる。

現地の人も入りに来るので、片言のスペイン語で団欒しながらあっという間の四時間だった。

やたら飛び込みたがるガイジンや、潜ってばかりいる人たちに(おそらく欧米人)おふろHOW・TOを教えてあげてやろうかしら・・・とも思ったが気分も最高だったのでほうっておいた。

結局ほとんど外に出ず入りっぱなしだったので、上がる頃には私の両手両足はとんでもないしわくちゃになっていた。
| Guatemala | 08:25 | comments(6) | trackbacks(0) | |
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